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オリーブ畑を歩く(オリーブ畑&搾油所見学&オイル試飲) [”食”の工場見学]

↓「食文化探求の旅」にはオリーブ畑&オリーブオイル工場見学が必ずプランに入っています。

ラ ターボラ シチリアーナのオリーブ見学プランはまずは「オリジナル資料」によるオリーブオイルの知識から学びます。オリーブオイル工場に行く前に30分~1時間、REIがオリーブオイルについてじっくりと説明します。これは、「工場を見たけれど、結局理解できなかったわ、、、」という事を防ぐため。オリーブオイルの製造方法は、「潰して絞る」という昔からの方法は変わらないものの、現代のテクノロジーを駆使した工場で色々な説明を聞くと、先に説明がないと頭の中が「????」となってしまう場合も多々あり(汗)こんな事がないよう、皆さんがきっちりとオリーブオイルについて勉強できるように、REIがオリジナルの資料を作りました。

さて、お勉強の後は早速、オリーブ畑へ!オリーブ畑を案内してくれるのはこのお方。↓

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シチリアの優良オリーブオイルの造り手の一人であるAlberto Galluffo氏(アルベルト・ガッルッフォ氏)。大手食品会社のオリーブオイルのコンサルタントも務めています。
彼の引率でまずはトラーパニ近くに多く栽培されているオリーブの木を見に行きます。彼が管理する畑の中から、その時期にコンディションの良い畑(説明しやすい畑)をチョイスして、オリーブの木の栽培方法や種による違いなどを説明。

先週は本当に天気がよく空も快晴!
こんな日のオリーブ畑散策は本当に気持ちが良い♪

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約15歳程度というオリーブの木たちもスクスクと育っています。

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この畑は丘陵地帯にあるため、畑を見学するにはグングンと坂を上ります。坂の上からはこんな絶景が見下ろせました♪

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オリーブ畑をたっぷりと散策して木を見た後は、オリーブオイルの搾油所(フラントイオ)を見学します。

このお話はまた今度、、、、。

ラ ターボラ シチリアーナでは「オリーブ畑&オリーブオイル工場&オイル試飲」のプランもございます。ご興味がある方はこちらをご覧ください!


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料理三昧!シェフに学ぶ料理教室@Donna Franca6泊7日、第2期開催しました! [シェフに学ぶ@Donna Franca]

さて、先週はDonna Francaにて料理教室三昧!の1週間でした。今回の参加者は3名様。参加者のご希望により、ドルチェのレッスン&1泊を追加して「7泊8日」のまさに「美食合宿!」となりました。第2期の日程はこんな感じでした。

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<1日目>
ご到着!

<2日目>
AM : ドンナフランカワイナリー見学
昼食にはワインの試飲(赤・白・パッシート)とシチリア特産品(サラミ、チーズ、オリーブ、等々、、、)の試食
PM : ドルチェレッスン/カッサータ、カンノーリなど、シチリアを代表するお菓子を5品作りました

<3日目>
AM : トラーパニ&エリチェ観光/トラーパニの魚市場では生マグロを購入(今が季節です
昼食はエリチェのトラットリアで伝統シチリア料理を
PM: 料理教室
夕食は料理教室で作ったものをワインと一緒に、、、

<4日目>
AM : 古代ギリシャ遺跡 セジェスタ見学
昼食は近くのアグリツーリズモにて 田舎料理を
PM: 料理教室
夕食は料理教室で作ったものをワインと一緒に、、、

<5日目>
AM : カンティーナDonna Fugata社見学と試飲/赤白ワインのカンティーナ
昼食はマルサラのトラットリアにてマルサラ料理
PM : カンティーナFrolio社 見学&試飲/マルサラワインのカンティーナ
料理教室
夕食は料理教室で作ったものをワインと一緒に、、

<6日目>
AM : 料理教室
昼食は料理教室で作ったものをワインと一緒に、、、
PM : オリーブオイル畑見学&搾油所(フラントイオ)見学&オリーブオイル試飲(4種のオイルを飲み比べ)
夕食はドンナフランカにて

<7日目>
AM : 料理教室(最後のレッスンです!)
レッスン終了後、ディプロマの授与&お疲れ様パーティー!
PM ; フリータイム
夕食はドンナフランカにて

<8日目>
お疲れ様でした!各自ご出発。

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1週間、朝~晩までみっちりの美食合宿でしたが、参加された3名様と一緒にたっぷりと楽しみました♪

作った料理の数々。
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シチリア料理とは言うものの、トラーパニ周辺で作られている料理をメインに作りました。料理15品、ドルチェ5品、全20品。

ワイナリー3件、オリーブオイル工場見学、そしてエリチェやセジェスタなども観光もプランに含まれています。
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お天気にも恵まれ、みんなで遠足気分でとっても楽しかった~♪ 外でのお食事も楽しみの一つ。レッスン以外でも色々な料理を試食することができます。

レッスン風景。
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教えてくれるのはベテランシェフのマリアさん。家ではワインやオリーブオイルも作っていた、、、という、肝っ玉マンマです!そして、もう一人、若いアレッシオ君。国立の料理学校でも教える彼は、色々と説明をしてくれます。レッスンは参加型ですので、皆さんにもどんどん調理をしていただきます!シチリアの素材にたくさん触れてください。

作って、食べて、飲んで、、、本当に楽しかった1週間。ちなみに、私が通訳として1週間付っきりです。いつもご参加された皆さんとはすっかり打ち解け仲良くなります。最終日は名残惜しい気持ちでいっぱいでした。

さて、ドンナフランカの6泊7日第3期、シチリア食文化を探求する旅、次回の開催は11月8日のスタートとなります!参加資格は「食に興味のある人!」。プロアマ問わず、ご参加いただけます♪ 詳しくはこちらをご覧くださ♪
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イチから学べる料理教室 [Wマンマの料理教室]

久しぶりの更新です。先週は、ドンナフランカで行われる「シチリア文化探求の1週間」が開催されていました。朝~晩まで食べる!飲む!の1週間。おかげさまで充実した1週間を過ごす事ができ、お客様にも満足いただけたようで私も大満足!でした。

さて、久しぶりのWマンマ料理教室が行われました。今回のメニューは、全てお客様のリクエストにより、、、

■ カルチョーフィーのハーブパン粉蒸し煮
■ 手打ちパスタ”ブジアーテ”と、トラーパニ風ペーストのパスタ
■ かりんとうみたいなドルチェ”ピニョラータ”

の3品でした。

Wマンマのレッスンは、材料のみが準備されていて、下ごしらえも軽量も一切してありません。まさにイチからのレッスンです。今回のお客様はなんと「料理人」!大阪でシチリア料理店の開店準備をされているHさん。余談ですが、去年あたりからプロの料理人の方からのレッスン依頼が多くなりました。「シチリアの家庭でどんなものを作っているか見てみたい」というリクエスト。料理人の方はイタリアのお店では働いたことがあっても、なかなか家庭の味を見るチャンスは少ないようですね。

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まずはカルチョーフィを掃除してパン粉を作って、詰めて、、、、ふう、ようやく一品終了。

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さて、今日は手打ちパスタ。マンマ達、基本の粉の量は「1キロ」(汗)粉が1キロという事は、出来上がりのパスタは1.5キロほどになります(苦笑)手打ちパスタなので、乾麺とは比べる基準になりませんが、この日は6人で食事だったのでやっぱり多いですよね、、、。

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”ブジアーテ”はトラーパニの伝統手打ちパスタ。クルクルと丸まった形がとってもキュート♪このあと、ペーストも作ってパスタ準備は完了!

さて、最後に作ったのはドルチェ、ピニョラータ。

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シチリア料理って大雑把なようで意外と細かい仕事が多いのが特徴。ピニョラータもちっちゃくちっちゃく生地を切っていくんですよ。出来上がりはまさに「イタリア版かりんとう」!私も大・大・だ~い好きなドルチェです♪

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さて、準備が終了したらいよいよ試食!この日は、Wマンマのカロリーナ&パトリッツァ、パトリッツァのだんなさんのフランコ(スローフードトラーパニ支部代表です)、そして息子のヴィート、家族でお食事しました。レッスンの後の団欒はなんだか家族の一員になったような気分になります。

シチリアの家庭で料理を習ってみたい方、シチリアの家庭を覗いて見たい方、是非ご参加くださいませ♪くわしくはこちらから。
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<新プラン!>シェフに学ぶ料理教室@Cantina Siciliana [シェフに学ぶ@Cantina Siciliana]

ラ ターボラ シチリアーナに2つ目の「シェフに学ぶ料理教室」が誕生しました!

今までの「シェフに学ぶ料理教室@Donna Franca」は、自然に囲まれたアグリに滞在しながらゆったりと料理を学ぶ、滞在と料理教室がセットプランでした。

今回誕生したシェフの料理教室は、

「シェフの料理教室に参加したいけれど、長期滞在はできないのよね、、、」

という方のために、トラーパニの街のレストランのシェフに教わるプランをご用意致しました!

教えてくれるシェフはこの方。

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Francesco Pinello(フランチェスコ ピネッロ)シェフ。パレルモ近郊で産まれたフランチェスコは、おじいちゃんもお父さんもシェフだった、、、という生粋の料理人。小さな頃からキッチンの中をうろうろしながら育ったという彼の得意とするところは「伝統料理に基づいた現代の料理」

「伝統はとっても大切。ただし、伝統はその時代時代に置いて、変化していくものだとも思っているんだ。昔の料理はオイルをたっぷりと使っていて、一回食事をすると胃がもたれるんだ。夜に食べたものは翌日の朝までに消化するのが理想だとボクは思っているんだよ。そのためには、”伝統のレシピ”を少しだけ改良して、もう少しヘルシーにしたのがボクの料理なんだ。」

シチリア伝統料理の研究に情熱を傾けるフランチェスコ。シチリア伝統のレシピを少しだけアレンジする事で、昔と味は変わらず現代の人の体にも合ったシチリア料理を、、、という訳です。

さて、料理教室の会場となるのは、トラーパニで知らない人はいない、という有名トラットリア「Cantina Siciliana(カンティーナシチリアーナ)」の2号店。フランチェスコはこの2号店のシェフでもあります。トラットリアはトラーパニ旧市街の中心部にあります。

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こちらはCantina SicilianaのオーナーのPino(ピーノ)。彼とは数年も前から「コラボしようね~。」と言いながら、なかなか話が進まず、、、というのも、彼は街の有名人でもあるため、とっても忙しく。(日本でも有名人?)今回、フランチェスコという協力な助っ人の登場により、ようやくレッスンが現実化したのでした。

では、先日初めて行われたレッスンの様子をご覧くださいませ。

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記念すべき第1回目のレッスンのご参加者は2名様。K.A様、そしてYちゃん、お疲れ様でした&どうもありがとうございました!

この日のレッスンのメニューは、、、

* イワシのパスタ
* カジキの冷静ソース & カジキのトマトソース煮込み (カジキを2つの方法で調理し食べ比べました)
* イワシとカジキのレモンマリネ
* ピニョラータ(トラーパニ伝統のドルチェ)

レッスンは参加型ですので、皆さんにもどんどん食材を触っていただき、調理をしていただきます。この日は「サバ」を使った料理を予定していたのですが、あいにく手に入らず。(トラーパニではその日に漁であがったものだけが市場に並びます。冷凍、、、は有り得ません。)そのため、急遽カジキを使った料理に変更。本来3品のレッスンですが、この日はフランチェスコの「色々な食べ方を試して欲しい」という好意により、品数が増えました。

<レッスン詳細>

* レッスン時間 : 18:30~20:30の2時間。その後、夕食として召し上がっていただきます。
* メニューについて : 季節の旬の料理を使って、3品を作ります。メニューについては応相談。リクエストにもお答えします。
* 料金に含まれるもの : レシピ、材料費、試食時のワイン代、レッスン通訳費(REIが通訳として付きます)
* 料金
<1名様ご参加> 200ユーロ
<2名~3名様ご参加> 150ユーロ
4名様以上でご参加の方はお問い合わせください。
* レッスンでは、シチリア伝統料理のレシピをご用意致します。まずはレシピを見ながら料理の説明、そして実際の調理に移ります。調理ではフランチェスコが現代版に少しアレンジしたレシピで作ります。こちらのレシピは、食事をしながらフランチェスコ、REIと一緒にゆっくりおさらいしましょう!

レッスンにはシチリア料理研究家REIの通訳が付きますので、イタリア語が話せなくても安心してご参加いただけます!

近々、ホームページにもアップ予定です。

お問い合わせはこちらから!
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