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パレルモ近郊の大きなVillaの中でシチリアーナのおもてなしを、、、<マリアリータの料理教室編> [マリアリータのホームステイ]

「料理している時間は私にとって至福の時間よ」

というくらい料理好きなマリアリータ。彼女が作るのは「パレルモ料理」。パレルモで生まれ育ったマリアリータは、同じくパレルモで生まれ育ったお母さんからビッチリと料理を教わったそうです。

レッスンが行われるのはマリアリータ宅のカワイイキッチン。
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レッスンには私が通訳として付くので、イタリア語が話せない方も安心してご参加いただけます。

さて、とある日のメニュー。
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レッスンでは料理のみならず、シチリアの食文化について、イタリア人の日常について、色々なお話をしながら料理をします。レッスンは参加型ですので、皆さんもマリアリータと一緒にどんどん料理をしてくださいね!

この日、とっても新鮮なイワシが手に入りました。みんなで手開きして、、、
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みんなで作業して、、、
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出来上がったのはこちら!
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パレルモ料理の代表、「イワシのベッカフィーコ」

こちらもシチリアを代表する料理、「カポナータ」。
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マリアリータのカポナータはパンチが効いていて、とっても美味。

冬~春にかけてが旬のカルチョーフィとブロッコリー。
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てんぷらもビックリのサクサクッとしたフリットに!秘密は衣にあります。
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みんなで料理をした後は、お楽しみの夕食タイム!とある日のテーブルセッティング。
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お食事にはワインも付きます。タップリ食べてタップリ飲んで、、、お部屋でゴロン!美味しい料理を食べて、すぐに休めるのも嬉しいですよね♪

マリアリータの料理教室では、季節の旬の素材を使ったシチリア料理を作ります。

(メニュー例)
・かぼちゃのアグロドルチェ
・ブロッコリーのフリッター
・ナスのカポナータ
・魚のカポナータ
・ブロッコリーのパスタ
・アンチョビのパスタ パレルモ風
・シンプルトマトソースのパスタ
・地中海風香草とアーモンドペーストのパスタ 
・仔牛肉のインボルティーニ
・イワシのベッカフィーコ

マリアリータのホームステイ、くわしくはココをクリック!

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パレルモ近郊の大きなVillaの中でシチリアーナのおもてなしを、、、<マリアリータのお人柄編> [マリアリータのホームステイ]

さて、↓の家のような豪邸に住むマリアリータ、ってどんな人?こんなお方です。↓

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現在はパレルモ近郊のVillaに住むマリアリータですが、産まれも育ちもパレルモの街のど真ん中、という生粋のパレルミターナ。(パレルモ人)バリバリのパレルモ弁を操ります(笑)こんな館に、、、って事は貴族?と思われるかも知れませんが、普通の人です。

マリアリータと私の出会いはかれこれ4年ほど前。私のパートナーが豪華客船の旅に出た時(私は残念ながら都合が合わず断念・涙)、船の中で知り合ったそうです。戻ってきてから私もすぐに紹介されて、意気投合。何度もお宅に招いてもらい、彼女のおいしい手料理をご馳走になるのでした。おもてなし上手の彼女のお宅は、まるで自分の家のように寛ぐ事ができ、私にとってとっても居心地の良い空間。そして親しくなればなるほど、彼女の真面目でしっかりした部分、でもとってもチャーミングでボケやツッコミも忘れないユーモア溢れる性格を知るのでした。こんなお宅で日本からいらっしゃるお客様達に、のんびりしていただけたらな~、、、と思い始めるた私。忙しい日本の日常から開放されて、彼女の美味しい手料理を食べながら、旅行とは一味違った滞在がしていただけるのでは?、と。普段は、「友達と仕事」をごっちゃにしない主義の私ですが、彼女となら良いプランが作れるかも、、、。シチリアでは「ホームステイ」という言葉もあまり普及していなくって、受け入れ先がなかなか見つからないところ、彼女に提案してみると、「あなたがサポートしてくれるならいいわよ」と快い返事。こうして2009年、マリアリータのホームステイが始まったのでした。

小柄だけれどもとってもアクティブでチャーミングなマリアリータ、好奇心旺盛で博学。趣味は「旅行」。今まで行った場所は、フランス、ドイツなどのヨーロッパ諸国はもちろんの事、タイ、エジプト、トルコなど、イタリアとは違う文化圏を旅するのが楽しいそうです。

アクティブなマリアリータですが、3人の息子のマンマでもあります。3人の息子は、同じ敷地内にそれぞれの家を持ち、別に暮らしています。こちらは長男。イケメンです(笑)(ちなみに次男坊もイケメンです)

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上の写真は、息子が家でお友達達とホームパーティーをした時のもの。マリアリータも招待(?)されていて、そこに居合わせた私も一緒に招待されました♪

さて、とっても幸せそうなマリアリータですが、、、実は数年前にだんな様と離婚、現在はこの大きな家に一人暮らしなんです。「だんなと息子、みんな一緒に暮らしていた時期も楽しかったけれど、現在も相当楽しいわよ♪」と何があってもポジティブシンキングな彼女。一人で暮らしているので、家の修繕や日曜大工も大得意。相当、男らしいです。

「かつては家で養蜂もやっていたのよ~」

という彼女。本当にこの大邸宅で蜂をかってハチミツを自分で作っていたらしく、、、(汗)息子たちがビシバシ刺されて「危ない!」と言われてからやめたそうですが。ハチミツを作る時は、私はテレビや写真でしかでしか見たことがないあの宇宙服みたいなものを着ていたそうです。ね、男らしいでしょ?(笑)

皆さんのご滞在中は、REIがしっかりとサポートするので、イタリア語が話せなくても安心してご参加いただけます。「自分の語学力を試してみたいわ。」、「イタリア人とコミュニケーションを直接自分でしてみたいのよね。」という方は、REIのサポートなしでのご参加も、もちろん可能。皆さんのニーズに合わせて滞在をコーディネートします♪

ホスピタリティに溢れるマリアリータ、いつもとっても温かく私達を迎えてくれます。

次回は「マリアリータの料理教室編」です!

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パレルモ近郊の大きなVillaの中でシチリアーナのおもてなしを、、、<お宅拝見編> [マリアリータのホームステイ]

ラ ターボラ シチリアーナのプランで唯一のホームステイプラン、パレルモ郊外の大きなVilla(ヴィッラ)マリアリータさんのお宅に宿泊する3泊4日プランのレポートです。

大きなVilla(ヴィッラ)ってどれくらい、、、??これくらいです。

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これは家の敷地内にあるプール。(撮影は去年の夏にしました)家の前にはこんなプールがドカン!とあって、奥のテラスで鳥のさえずりを聞きながら本を読みながら過ごす、、、って贅沢な時間ではありませんか??

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こちらは、皆さんがご宿泊されるVilla。大きなサロンとキッチン、そしてマリアリータのベッドルームがありますが、皆さんがご宿泊されるのは別フロアーにあるこちらのお部屋。

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リビングキッチンと寝室と2部屋あり、ゆっくり寛いでいただけます。キッチンも付いているので、
「異が疲れたからちょっと和食を、、、」
なんて時にも、簡単な調理ができます。(もちろん和食材はありませんが、、、)

ちょっと時間が空いたときにはテラスでのんびり、、、。

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家を囲むようにグルリと散歩道が整備され、季節のお花が咲いています。レモンやオリーブの木もあり、レモンの季節(1月~3月)には実がたわわに成り収穫もできるんですよ。

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広~い家の中はご自由に散歩していただけます。忙しい日本の生活から離れて、シチリアの楽園でのんび~り、、、こんな旅もいいですよね。

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次回は、ここのVillaの持ち主、マリアリータさんのお人柄編、です!

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知る人ぞ知るシチリア陶器の街 サント ステファノ ディ カマストラ(Santo Stefano di Camastra) [REIと一緒に行く小旅行]

「シチリア」には、「陶器の街」がいくつかあります。シチリア陶器はぽってりとしたぬくもりある形に手書きで絵付けをされていて、心がほっこり和むような陶器が多いのが魅力。シチリア陶器の街の中でも、知る人ぞ知る陶器の街、それがサント ステファノ ディ カマストラ。シチリアの人の中にもここの陶器のファンは多く、遠くからわざわざ買い付けに来る人もたくさんいます。

街に入ると右に左に、、、陶器、陶器、陶器!!!
SSカマストラの街には小さなお皿だけではなくて、こんな大物も!
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日本に買って帰ることはできませんが、見ているだけでもウットリするほど美しい絵付けです。
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これは植木入れ。植物を入れてベランダに飾ります。一つ一つ色もデザインも微妙に違い、手描きのぬくもりがあります。
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こんなテーブルは田舎の一軒家に似合いますね~。
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アンティーク風のタイル。昔はこんなタイルでキッチンが作られていたんですよね。かわいい!
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こんなものも売っているんです。

お持ち帰りできない大物ばかりではなく、小さな陶器もたくさんあります。
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このお店は私が個人的に大好きなお店。白地に繊細なデザインが施されていますが、色の数が少ないせいかシンプルな印象を受けます。
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こんなデミタスカップセット、めちゃくちゃかわいいですよね~♪
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お店ではこんな風景に出会うこともあります。(現在絵付け中)
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カラフルなレモン柄もかわいい。

サント ステファノ ディ カマストラはシチリアの北側にあり、パレルモから100キロ、トラーパニからは約230キロ、メッシーナから130キロ。どこから行っても意外と遠いのが、また魅力でもあるのかも知れません。

ラ ターボラ シチリアーナでは、トラーパニ発、専用車で行くサントステファノ ディ カマストラの陶器ショッピングツアーをオーガナイズしています。専用車なので、電車やバスの乗り換えを心配することなく、街までダイレクトに到着することができます!
詳しくはこちらをご覧ください。→ ラ ターボラ シチリアーナ/陶器ショッピングと石畳の街チェファルーでタイムスリップ


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シチリアの春の畑 [ベテランマンマの料理教室]

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ベテランマンマの料理教室が行われるのは、トラーパニから10キロほど東に向かった小さな村にある一軒家、ドミンゴさんおお宅。主婦暦50年、料理暦60年のマンマの料理は最高に美味しいのですが、その理由の一つがパパが管理する自家用の畑。ここではシチリアの本当の旬を見ることができます。

3月になってすっかりポカポカ陽気になったシチリア。先日お邪魔したドミンゴ家では、ドミンゴパパが夏野菜の種蒔きに備えて、手押し式のトラクターを押しながら畑を耕していました。4月以降、降水量の少ないシチリアの畑は、この時期にきちんと畑を耕したか否かで、植物の成長具合が大きく変わるそうです。きちんと耕してある畑は、土もフカフカで雨が降ると地下深くまで水が染みこみます。土は水分が足りなくなってくると、がんばって根を生やしてこの地下深くの水を吸い上げようとがんばるそうです。きちんと耕されていない畑は、雨が降っても水は流れていってしまい地下には染みこみません。なので、夏になると水分不足になってしまうのです。

さて、春の畑の様子です。
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春の訪れを感じさせるソラ豆。市場では既に出回っていますが、きっとハウスもの。露地栽培はまだまだこんな大きさです。元気に育っています!

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同じマメ科なので、ソラ豆と似ていますが、ツルがあるのがグリーンピース。これも春の味です。シチリアの春の陽射しを浴びてキラキラ光って、とってもきれいでした!

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既に収穫が終了したカルチョーフィー(アーティチョーク、です)。あれ?もう終わっちゃったの、、、?今年は引越しでバタバタしていて、日曜日もほとんどお昼を食べに来なかったので、知らない間に終わっちゃいました(号泣)ドミンゴ家のカルチョーフィーは、甘くってやわらかくって、、、、本当に美味しいんです、、、、(涙)

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初夏の収穫が待ち遠しいニンニク!ペストトラパネーゼには絶対に欠かせないトラーパニの赤ニンニクです。

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この時期になると、玉ねぎ、長ネギの半分くらいの長さのねぎ、アサツキみたいなネギ、、、たくさんの種類のネギが育ちます。パパ曰く、「種は一緒」、らしいのですが、蒔く時期や収穫時期によって変化するらしいです~。

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そして今年もお花畑の季節が始まりました。これはボラジネ、日本語だとボラジ?この季節に咲く青い可憐なお花です。

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お花が付く前、葉がまだまだ柔らかい時期には茹で野菜として食べるのですよ。これがホロ苦くて本当に美味しいんです。ボラジの実から抽出されたオイルには、不飽和脂肪酸のリノール酸、γ-リノレン酸が豊富に含まれていることでも知られます。

ドミンゴ家の畑では、「本当の旬」がよ~く分かります。シチリアの市場は「旬」を感じる事が十分にできます。ですが、私が来た5年前と比べても野菜や果物の季節がハウス栽培によって随分延びて来たような気がします。ドミンゴ家の畑は商売用ではなく、自家消費用なので、毎年、その年の気候に寄って一番適した時期に種蒔きをします。これが本当の旬の野菜かと。野菜や果物の本当の旬って意外と短くって大半のものが1ヶ月~2ヶ月くらいなものなんですよね。

一歩お先に春がやってきたシチリア。これからが良い季節です♪

★田舎でシチリアマンマに料理を習う!→ ベテランマンマのシチリア家庭料理教室
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2000年前から続く塩作りを見る [”食”の工場見学]

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悠久の彼方、2000年以上前にこの土地で”塩作り”が行われていた、、、

なんともロマンチックではありませんか?

トラーパニと言えば”塩”、塩と言えば”トラーパニ”と言っても良い位、イタリアでは塩作りの産地と知られるトラーパニ。ここでは2000年以上も同じ製法で塩が作り続けられています。

塩の歴史は古く、古代地中海の民、フェニキア人から伝わると言われます。紀元前の話です。ここ一帯は、“風”、“気温”、“湿度”という塩作りには欠かせない3大要素が揃い、その上、地中海はマグネシウムやヨードなどの天然成分が豊富に含まれる、この事実に目を付けたフェニキア人は、理想の地での塩作りを始めました。

トラーパニの塩は100%手作り。海から海水を引き込み天日干しでクリスタル化させます。それを、スコップを使って収穫。人間が収穫するので下に沈殿したゴミは拾わないため、洗浄もしません。そのため、塩のミネラル分が失われず、美味しい塩が出来るわけです。

現在も、2000年前とほぼ変わらない製法で作り続けられています。

塩の山が並ぶ塩田の風景はのどかで、そして広大で、、、ここで2000年前から同じ営みが行われているのか、、と思うと、不思議な気分になります。せっかくトラーパニに来たならば、絶対に見て行ってほしいこの風景。しかし、公共の交通機関がほとんど無いため、車じゃないと行きにくく、、、、。ラ ターボラ シチリアーナでは専用車で塩田までご案内するプランをご紹介しています。マルサラワインの工場見学とセットですので、ワインを試飲してほろ酔い加減で塩田で思いに浸る、、、なんて、ステキじゃありませんか?

塩田では4月~10月まで、塩のショップと小さな博物館がオープンします。塩のショップでは、古代製法の手作りの塩を購入することができます。
↓塩のクリスタル
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↓クリスタルはこんな小さな袋で販売。お土産にも最適です!
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↓レモン、オレンジ、ジュニパー等のアロマをつけた塩。お肉やお魚の下ごしらえに。これ一つで料理もグンとグレードアップ。
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↓小さなシチリア陶器達。小皿は塩を乗せてテーブルに。
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一番上の写真は日曜日の夕方に撮影したもの。3月を目前にして、気温がグングン上がってきたトラーパニ。2月の最終日はなんと25度まで上がりました!3月まで冬季休業中だった塩ショップもあと1ヶ月で開きます。これからが塩田のシーズンです♪

ラ ターボラ シチリアーナの塩田見学はこちら
お問い合わせはこちらから!

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ベテランマンマの手打ちパスタ教室 ~ねじりパスタ、ブジアーテとトラーパニ風ペースト編~ [ベテランマンマの料理教室]

ラ ターボラ シチリアーナでもとっても人気のプラン、「ベテランマンマの料理教室」。

トラーパニから10キロほど離れた田舎で、自給自足の生活を送るマンマとパパのお宅で料理を習います。料理を学ぶだけではなくて、野菜がどうやって成るのかを畑で見学したり(畑担当のパパの説明付き)、イタリアマンマの実態を観測したり(イタリアマンマはとっても働き者)、イタリア人の普通の生活を垣間見ることができるのも人気の秘密です。

さて、そんなベテランマンマの料理教室の中でも、オススメコースが「ベテランマンマの手打ちパスタ教室」

トラーパニ伝統の手打ちねじりパスタは、クルクルクルクル、、、、と、縦ロールも真っ青の巻き具合。まずは、マンマが力強く、手打ちパスタを捏ねます。

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主婦歴50年のマンマ。固めの生地ですがどんどんまとまっていきます。そして、次に手打ちパスタを皆で特訓!

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こんなにきれいに仕上がりました~♪ マンマの指導のもと、たっぷりと特訓するので、パスタを作り終わる頃にはあなたもブジアーテ名人に!「一体どうやって巻くの??」と思った方は是非ご参加ください(笑)

そして、クルクルのねじりパスタに合わせるのは、これまたトラーパニ伝統の一品、「ペーストトラパネーゼ」。トラーパニ近郊のヌッビアという街で栽培されている香り高い幻の赤にんにく(外皮が赤い)を使って作られるペースト。にんにくは自家製の赤にんにくを使用。ペーストはマンマが嫁入りの時にお姑さんからプレゼントされた、という50年前のすり鉢を使って、丁寧に時間をかけて潰していきます。

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ねっとりとしたペーストがクルクルねじりパスタに絡んで、、、とっても美味♪

マンマの料理は食べる人の顔を見ながら愛情を込めて作る家庭の味。素朴だけれども、どこのレストランにも負けないくらい本当に美味しいのですよ。個人的にはトラーパニで一番美味しい「ブジアーテ&ペストトラパネーゼ」だと思っています。(大ゲサじゃないですよ~、本当です。)

レッスンでは手打ちパスタとペーストの他、簡単なメイン料理を作ります。

ベテランマンマのレッスンは月に2回の限定レッスン。早いもの勝ちです!
詳しい内容はこちらをご覧ください。→ ベテランマンマの料理教室

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山の上の中世の街 エリチェの絶景 [REIと一緒に行く小旅行]

トラーパニ近くの山の上にある街、エリチェのアテンドに行きました。

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2月だというのにポカポカ陽気。エリチェは3月~4月下旬にかけて、小さな野の花が咲き、とっても美しい風景となります。この日は空も真っ青でいい天気!

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崖っぷちに聳えるノルマン城。まるで宙に浮いているようです。ここは「ヴィーナス信仰発祥の地」とも言われています。

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息を飲むほどの絶景。この雄大な景色は写真じゃ伝え切れません。是非実際に足を運んでいただきたい、、、。

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エリチェは石畳の街。シチリアには珍しい中世の街並がとってもカワイイ♪

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帰りの車の中から臨む夕陽とトラーパニの街。美し過ぎて言葉になりません。

山の上の中世の街エリチェはトラーパニからも近く、そして「本当にシチリア??」と思ってしまうくらい雰囲気の違う町並み。なので、トラーパニに来たからには是非是非訪れていただきたいスポットです。
エリチェ散策は、

■レジデンス泊3泊4日・5泊6日プラン
■REI宅ホームステイ5泊6日プラン

に含まれています。
また、

■トラーパニ観光&ショッピングとエリチェ観光

では、1日でトラーパニとエリチェを一気に観光する事ができます。パレルモからの日帰りや時間が無い方に
オススメします♪

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REIの料理教室 メニュー 一覧 [REIの料理教室]

La Tavola Siciliana REIの料理教室 メニュー一覧

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■ 通年メニュー
<アンティパスト>
エビのマリネ シチリア風
アランチーニ
季節の野菜のフリッタータ
魚のカポナータ
<パスタ>
パスタ アル フォルノ (ラグー)
リゾ アル フォルノ (完熟トマトで)
パスタ アッラ ノルマ(茄子のパスタ)
ケッパーのペーストパスタ パンテッレリア風
イワシのパスタ
イワシのパスタのオーブン焼き
ペースト トラパネーゼ
ティンバッロ ディ アネッロ

<セコンド>
カジキとジャガイモのメッシーナ風
アクアパッツァ
イカのオーブン焼き ハーブパン粉を乗せて
シチリア風イカメシ (イカの詰め物)
季節の魚のシチリア風味
イワシのフリット レモン風味
イワシのベッカフィーコ
サバのトマト煮 オレガノ風味
魚のポルペッテ
カジキのインボルティーニ
シチリア風 豚肉の角煮
ウサギ肉の猟師風
ウサギ肉のトマト煮 オレガノ風味仔牛のカツレツ パレルモ風
鶏ムネ肉のカツレツ
仔牛肉のインボルティーニ シチリア風
シチリア風 ポルペッテ
サルシッチャのピッツァイオーラ
ファルソ マグロ

■ 春メニュー(4月~5月)
<アンティパスト>
ソラマメと新たまねぎのソテー
<パスタ>
ソラマメのパスタ(ソラマメのミネストラ)
ソラマメのリゾット
春野菜のパスタ

■ 夏メニュー(6月~9月)
<アンティパスト>
茄子のピッツァ風オーブン焼き
茄子のインボルティーニ
茄子のパルミジャーノ
茄子のアグロドルチェ
カポナータ
ペペロナータ
トマトのファルシ
ズッキーニのイタリアン風味
ズッキーニのハチミツ風味
<パスタ>
マグロとアーモンドのパスタ(5月下旬~7月上旬)
かぼちゃとサルシッチャのリゾット
エビとズッキーニのパスタ ミント風味
茄子のパスタのインボルティーニ
フレッシュトマトとバジルのシンプルパスタ
クックルクー(トマトのスープ)
<セコンド>
マグロとたまねぎの甘酢風(5月下旬~7月上旬)
マグロのポルペッテ(5月下旬~7月上旬)

■ 秋・冬メニュー(10月~3月)
<アンティパスト>
カルチョーフィーの蒸し煮
カルチョーフィのパン粉蒸し煮
オレンジとういきょうのサラダ
ブロッコリーのフリッテッレ
<パスタ>
ブロッコリーのパスタ
サルシッチャと青菜の煮込みソース
<セコンド>
鶏肉の軽い煮込み オレンジ風味

■ ドルチェ

ピニョラータ
カッサータ シチリアーナ
カンノーリ
カッサテッレ
ジェノベーゼ
ビスコッティ アル フィーコ
リングエ ディ スォーチェラ
簡単トローネ
アーモンドのゼリー シチリア風
スイカのゼリー シチリア風
マザルシ(ピスタチオのケーキ)
アーモンドのセミフレッド
ビスコッティ レジーナ(ゴマのビスコッティ)
ズブリッチョラータ シチリア風






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REIといくシチリア南東部1泊小旅行<2009年夏> [REIと一緒に行く小旅行]

「REIといくシチリア南東部1泊小旅行」は2009年夏、ラ ターボラ シチリアーナに新しく登場したプランでした。シチリア南東部は、西部から行くと非常に行きにくい場所。その上、バス乗り場、バスの乗り方も複雑で、イタリア語も話せないのに不安だわ、、、という方のために短時間でトラーパニから往復できるプランを作ったのでした。

初アテンドは2009年6月。プランでは1日目はトラーパニからチェファルー、そしてカルタジローネにに行くのですが、今回はお客様のご希望によりパレルモを見学していくことにしました。

パレルモでは、、、、

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まずは教会巡り。この日はパレルモ観光のハイライト!とも言えるノルマン王宮が残念ながら閉館(涙)その代わりに旧市街にある歩いて回れる教会を5つほどまわりました。その後は、日曜日なのに思いがけず開いていたバッラロの市場を見学。

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バッラロ市場は廃墟郡の中にずら~りと屋台が並び、入り口から出口まで全部通過するならば午前中いっぱいかかってしまうくらいの長さです、、、、(汗)この日はすごい人込み!市場見学の際には、スリにお気をつけくださいねー。

パレルモをたくさん歩いた後は、いざカルタジローネへ!パレルモからカルタジローネまでは約300キロの道のり、、、。日曜日だったのでパレルモ渋滞がなかったこともあり3時間で順調に着きました。今回選んだお宿はカルタジローネの街から数キロの場所にあるアグリツーリズモ。シチリアのアグリツーリズモ、、、というと、ド田舎にあってナビもきちんと辿り着けないほど山奥にあるところも多いのですが、今回は街に近かったこともあり迷わず到着!そして、その後は、早速カルタジローネのあそこをめざして、、、。

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そう、カルタジローネと言えば陶器で飾られるこの階段!いつ見ても美しいこの陶器の階段、今回もまたじっくりと見てきました。もちろんお客様の目当ては陶器ショッピング!階段の両脇にはあっちにもこっちにもお店の嵐。日曜日だったので若干しまっているお店もありましたが、あまりに多すぎると迷ってしまうのでそれぐらいでよかったかも、、、、。私もしっかりとショッピングしてきました(笑)

ショッピングの後はアグリツーリズモでの夕食。この日が誕生日だったお客様Kさん、アグリでみんなでお祝い!私もささやかながら、ネーム入りのお皿をプレゼント。お誕生日ケーキの時には、中からシェフも登場してみんなでヤンヤヤンヤの大騒ぎに(笑)楽しい誕生日会となりました。

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さてさて、翌日。カルタジローネから1時間ほどのモディカ、ラグーサにいきます。ここらへんはバロックの街として世界遺産にも登録されています。

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そしてモディカには私の古巣、ドルチェリアボナユートもあります♪毎回温かく迎えてくれるボナユートの面々は、私が働いていた4年前と全く変わらず。とは言えども、、、最初から最後まで本当によく面倒を見てくれたベアトリーチェは数年前に離婚、私が働いていた時にいた小僧(当時12歳)はもう高校生になってお店にはおらず。(ここまでは知っていました)今回は、ボナユートの厨房を支えるジャンニがなんと結婚!そして、私が働いていた時にはまだ高校生だったコスタンティーノがなんと、モディカでお寿司屋さんを開いていました(@_@;)ふぅ、4年間って、結構色々なことが起きるのね~、、、と思ったのですが、彼らもまさか私が4年後までここシチリアに残っているとは、当時は想像もしなかったでしょうね~(笑)

さて、こうして1泊2日の旅は終焉を向かえ、、、最後はいざトラーパニへ!とは言ってみるものの、モディカからトラーパニまでは約400キロ。確か、モディカからパレルモまでのバスは5時間半かかるはずだし、、、。(ちなみにパレルモ→トラーパニ間のバスは2時間。という事はバスを乗り継げば7時間以上!ゲッ!)超ロングドライブを想像しつつ、、、今回はC氏に運転を頼んだのですが、さすがイタリア人。なんと4時間で到着~~~~~!

トラーパニ→チェファルー→カルタジローネ→ラグーサ→モディカ、、、シチリアは公共の交通機関が発達していない為、バスや電車で周ったら3泊以上はかかってしまう約1000キロを走破するこの旅。短い旅の工程の中で色々な場所に行きたい!という方にオススメのプランです!

詳しくは、ラ ターボラ シチリアーナのホームぺージをご覧くださいませ~~~。

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