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REIといくシチリア南東部1泊小旅行 <2010年春> [REIと一緒に行く小旅行]

3月、久しぶりに「REIといくシチリア南東部1泊小旅行」に行ってきました。

シチリアはこんな感じ。

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左の一番上、つまりシチリアの最西端がトラーパニ。そして、シチリアの右下が「シチリア南東部」と呼ばれています。南東部の見所でもあるラグーサまでは、トラーパニからなんと400キロ超!バスや電車など、公共の交通機関が整備されていないシチリアでは、移動するだけで1日がかり、下手すると2日かかっちゃうこともある、、、(汗)

でも、「シチリア南東部」には、ラグーサやモディカなど、世界遺産にも登録されているバロックの街が点在し、シチリア西部とはまったく違う表情を見せます。1年ほど前、「トラーパニから直接いけたらいいのになぁ~、、、。」というお客様のご要望からプランニングした1泊旅行ですが、やはり皆さん考えることは同じなせいか、既に数回のご予約を頂いています。

基本のプランはこんな感じ。

まずは、トラーパニを出発して、がけっぷちの聳え立つ海の街、チェファルーヘ。
(トラーパニ→チェファルー間 180km)

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チェファルーで美しい景色を堪能した後は、陶器の町カルタジローネへ。(チェファルー→カルタジローネ間 160km)

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カルタジローネでのご宿泊は、アグリツーリズモ。(もちろん街中のB&Bも手配できます。)

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アグリツーリズモは車でしかたどり着けない場所にあるので、通常の旅行ではなかなか宿泊することができません。このプランは最初から最後まで専用車で移動するので、アグリへも楽々移動できます!

翌日は、アグリで田舎風(パンやジャム&コーヒー&牛乳など、、、)朝食を取った後、いよいよ世界遺産にも登録されているバロックの街ラグーサに向かいます。(カルタジローネ→ラグーサ間 70km)

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天空に浮かぶ街ラグーサはまるでラピュタの舞台のよう。小道をウネウネと登っていくと、、、素晴らしいドォーモがある広場にたどり着きます。ここでは約1時間ほどの自由時間。

そして、これまた世界遺産にい登録されているバロックの街モディカに向かいます。(ラグーサ→モディカ間 20km)

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モディカと言えば、、、、チョコレート!ジャリジャリした摩訶不思議なチョコレートはアステカ文明から伝わる製法で作られたもの。老舗のチョコレート屋さんBonajuto(ボナユート)にご案内します。

2日間で4つの街を堪能した後は、トラーパニに戻ります。(モディカ→トラーパニ間 420km)

2日間、専用車と私REIを貸切の旅!総工程約850キロの旅!シチリア西部からシチリア南東部まで、、、安心して旅行をしていただくことができます。ご興味あるかたはこちらをどうぞ!


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オリーブ畑を歩く(オリーブ畑&搾油所見学&オイル試飲) [”食”の工場見学]

↓「食文化探求の旅」にはオリーブ畑&オリーブオイル工場見学が必ずプランに入っています。

ラ ターボラ シチリアーナのオリーブ見学プランはまずは「オリジナル資料」によるオリーブオイルの知識から学びます。オリーブオイル工場に行く前に30分~1時間、REIがオリーブオイルについてじっくりと説明します。これは、「工場を見たけれど、結局理解できなかったわ、、、」という事を防ぐため。オリーブオイルの製造方法は、「潰して絞る」という昔からの方法は変わらないものの、現代のテクノロジーを駆使した工場で色々な説明を聞くと、先に説明がないと頭の中が「????」となってしまう場合も多々あり(汗)こんな事がないよう、皆さんがきっちりとオリーブオイルについて勉強できるように、REIがオリジナルの資料を作りました。

さて、お勉強の後は早速、オリーブ畑へ!オリーブ畑を案内してくれるのはこのお方。↓

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シチリアの優良オリーブオイルの造り手の一人であるAlberto Galluffo氏(アルベルト・ガッルッフォ氏)。大手食品会社のオリーブオイルのコンサルタントも務めています。
彼の引率でまずはトラーパニ近くに多く栽培されているオリーブの木を見に行きます。彼が管理する畑の中から、その時期にコンディションの良い畑(説明しやすい畑)をチョイスして、オリーブの木の栽培方法や種による違いなどを説明。

先週は本当に天気がよく空も快晴!
こんな日のオリーブ畑散策は本当に気持ちが良い♪

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約15歳程度というオリーブの木たちもスクスクと育っています。

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この畑は丘陵地帯にあるため、畑を見学するにはグングンと坂を上ります。坂の上からはこんな絶景が見下ろせました♪

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オリーブ畑をたっぷりと散策して木を見た後は、オリーブオイルの搾油所(フラントイオ)を見学します。

このお話はまた今度、、、、。

ラ ターボラ シチリアーナでは「オリーブ畑&オリーブオイル工場&オイル試飲」のプランもございます。ご興味がある方はこちらをご覧ください!


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料理三昧!シェフに学ぶ料理教室@Donna Franca6泊7日、第2期開催しました! [シェフに学ぶ@Donna Franca]

さて、先週はDonna Francaにて料理教室三昧!の1週間でした。今回の参加者は3名様。参加者のご希望により、ドルチェのレッスン&1泊を追加して「7泊8日」のまさに「美食合宿!」となりました。第2期の日程はこんな感じでした。

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<1日目>
ご到着!

<2日目>
AM : ドンナフランカワイナリー見学
昼食にはワインの試飲(赤・白・パッシート)とシチリア特産品(サラミ、チーズ、オリーブ、等々、、、)の試食
PM : ドルチェレッスン/カッサータ、カンノーリなど、シチリアを代表するお菓子を5品作りました

<3日目>
AM : トラーパニ&エリチェ観光/トラーパニの魚市場では生マグロを購入(今が季節です
昼食はエリチェのトラットリアで伝統シチリア料理を
PM: 料理教室
夕食は料理教室で作ったものをワインと一緒に、、、

<4日目>
AM : 古代ギリシャ遺跡 セジェスタ見学
昼食は近くのアグリツーリズモにて 田舎料理を
PM: 料理教室
夕食は料理教室で作ったものをワインと一緒に、、、

<5日目>
AM : カンティーナDonna Fugata社見学と試飲/赤白ワインのカンティーナ
昼食はマルサラのトラットリアにてマルサラ料理
PM : カンティーナFrolio社 見学&試飲/マルサラワインのカンティーナ
料理教室
夕食は料理教室で作ったものをワインと一緒に、、

<6日目>
AM : 料理教室
昼食は料理教室で作ったものをワインと一緒に、、、
PM : オリーブオイル畑見学&搾油所(フラントイオ)見学&オリーブオイル試飲(4種のオイルを飲み比べ)
夕食はドンナフランカにて

<7日目>
AM : 料理教室(最後のレッスンです!)
レッスン終了後、ディプロマの授与&お疲れ様パーティー!
PM ; フリータイム
夕食はドンナフランカにて

<8日目>
お疲れ様でした!各自ご出発。

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1週間、朝~晩までみっちりの美食合宿でしたが、参加された3名様と一緒にたっぷりと楽しみました♪

作った料理の数々。
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シチリア料理とは言うものの、トラーパニ周辺で作られている料理をメインに作りました。料理15品、ドルチェ5品、全20品。

ワイナリー3件、オリーブオイル工場見学、そしてエリチェやセジェスタなども観光もプランに含まれています。
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お天気にも恵まれ、みんなで遠足気分でとっても楽しかった~♪ 外でのお食事も楽しみの一つ。レッスン以外でも色々な料理を試食することができます。

レッスン風景。
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教えてくれるのはベテランシェフのマリアさん。家ではワインやオリーブオイルも作っていた、、、という、肝っ玉マンマです!そして、もう一人、若いアレッシオ君。国立の料理学校でも教える彼は、色々と説明をしてくれます。レッスンは参加型ですので、皆さんにもどんどん調理をしていただきます!シチリアの素材にたくさん触れてください。

作って、食べて、飲んで、、、本当に楽しかった1週間。ちなみに、私が通訳として1週間付っきりです。いつもご参加された皆さんとはすっかり打ち解け仲良くなります。最終日は名残惜しい気持ちでいっぱいでした。

さて、ドンナフランカの6泊7日第3期、シチリア食文化を探求する旅、次回の開催は11月8日のスタートとなります!参加資格は「食に興味のある人!」。プロアマ問わず、ご参加いただけます♪ 詳しくはこちらをご覧くださ♪
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イチから学べる料理教室 [Wマンマの料理教室]

久しぶりの更新です。先週は、ドンナフランカで行われる「シチリア文化探求の1週間」が開催されていました。朝~晩まで食べる!飲む!の1週間。おかげさまで充実した1週間を過ごす事ができ、お客様にも満足いただけたようで私も大満足!でした。

さて、久しぶりのWマンマ料理教室が行われました。今回のメニューは、全てお客様のリクエストにより、、、

■ カルチョーフィーのハーブパン粉蒸し煮
■ 手打ちパスタ”ブジアーテ”と、トラーパニ風ペーストのパスタ
■ かりんとうみたいなドルチェ”ピニョラータ”

の3品でした。

Wマンマのレッスンは、材料のみが準備されていて、下ごしらえも軽量も一切してありません。まさにイチからのレッスンです。今回のお客様はなんと「料理人」!大阪でシチリア料理店の開店準備をされているHさん。余談ですが、去年あたりからプロの料理人の方からのレッスン依頼が多くなりました。「シチリアの家庭でどんなものを作っているか見てみたい」というリクエスト。料理人の方はイタリアのお店では働いたことがあっても、なかなか家庭の味を見るチャンスは少ないようですね。

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まずはカルチョーフィを掃除してパン粉を作って、詰めて、、、、ふう、ようやく一品終了。

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さて、今日は手打ちパスタ。マンマ達、基本の粉の量は「1キロ」(汗)粉が1キロという事は、出来上がりのパスタは1.5キロほどになります(苦笑)手打ちパスタなので、乾麺とは比べる基準になりませんが、この日は6人で食事だったのでやっぱり多いですよね、、、。

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”ブジアーテ”はトラーパニの伝統手打ちパスタ。クルクルと丸まった形がとってもキュート♪このあと、ペーストも作ってパスタ準備は完了!

さて、最後に作ったのはドルチェ、ピニョラータ。

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シチリア料理って大雑把なようで意外と細かい仕事が多いのが特徴。ピニョラータもちっちゃくちっちゃく生地を切っていくんですよ。出来上がりはまさに「イタリア版かりんとう」!私も大・大・だ~い好きなドルチェです♪

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さて、準備が終了したらいよいよ試食!この日は、Wマンマのカロリーナ&パトリッツァ、パトリッツァのだんなさんのフランコ(スローフードトラーパニ支部代表です)、そして息子のヴィート、家族でお食事しました。レッスンの後の団欒はなんだか家族の一員になったような気分になります。

シチリアの家庭で料理を習ってみたい方、シチリアの家庭を覗いて見たい方、是非ご参加くださいませ♪くわしくはこちらから。
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<新プラン!>シェフに学ぶ料理教室@Cantina Siciliana [シェフに学ぶ@Cantina Siciliana]

ラ ターボラ シチリアーナに2つ目の「シェフに学ぶ料理教室」が誕生しました!

今までの「シェフに学ぶ料理教室@Donna Franca」は、自然に囲まれたアグリに滞在しながらゆったりと料理を学ぶ、滞在と料理教室がセットプランでした。

今回誕生したシェフの料理教室は、

「シェフの料理教室に参加したいけれど、長期滞在はできないのよね、、、」

という方のために、トラーパニの街のレストランのシェフに教わるプランをご用意致しました!

教えてくれるシェフはこの方。

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Francesco Pinello(フランチェスコ ピネッロ)シェフ。パレルモ近郊で産まれたフランチェスコは、おじいちゃんもお父さんもシェフだった、、、という生粋の料理人。小さな頃からキッチンの中をうろうろしながら育ったという彼の得意とするところは「伝統料理に基づいた現代の料理」

「伝統はとっても大切。ただし、伝統はその時代時代に置いて、変化していくものだとも思っているんだ。昔の料理はオイルをたっぷりと使っていて、一回食事をすると胃がもたれるんだ。夜に食べたものは翌日の朝までに消化するのが理想だとボクは思っているんだよ。そのためには、”伝統のレシピ”を少しだけ改良して、もう少しヘルシーにしたのがボクの料理なんだ。」

シチリア伝統料理の研究に情熱を傾けるフランチェスコ。シチリア伝統のレシピを少しだけアレンジする事で、昔と味は変わらず現代の人の体にも合ったシチリア料理を、、、という訳です。

さて、料理教室の会場となるのは、トラーパニで知らない人はいない、という有名トラットリア「Cantina Siciliana(カンティーナシチリアーナ)」の2号店。フランチェスコはこの2号店のシェフでもあります。トラットリアはトラーパニ旧市街の中心部にあります。

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こちらはCantina SicilianaのオーナーのPino(ピーノ)。彼とは数年も前から「コラボしようね~。」と言いながら、なかなか話が進まず、、、というのも、彼は街の有名人でもあるため、とっても忙しく。(日本でも有名人?)今回、フランチェスコという協力な助っ人の登場により、ようやくレッスンが現実化したのでした。

では、先日初めて行われたレッスンの様子をご覧くださいませ。

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記念すべき第1回目のレッスンのご参加者は2名様。K.A様、そしてYちゃん、お疲れ様でした&どうもありがとうございました!

この日のレッスンのメニューは、、、

* イワシのパスタ
* カジキの冷静ソース & カジキのトマトソース煮込み (カジキを2つの方法で調理し食べ比べました)
* イワシとカジキのレモンマリネ
* ピニョラータ(トラーパニ伝統のドルチェ)

レッスンは参加型ですので、皆さんにもどんどん食材を触っていただき、調理をしていただきます。この日は「サバ」を使った料理を予定していたのですが、あいにく手に入らず。(トラーパニではその日に漁であがったものだけが市場に並びます。冷凍、、、は有り得ません。)そのため、急遽カジキを使った料理に変更。本来3品のレッスンですが、この日はフランチェスコの「色々な食べ方を試して欲しい」という好意により、品数が増えました。

<レッスン詳細>

* レッスン時間 : 18:30~20:30の2時間。その後、夕食として召し上がっていただきます。
* メニューについて : 季節の旬の料理を使って、3品を作ります。メニューについては応相談。リクエストにもお答えします。
* 料金に含まれるもの : レシピ、材料費、試食時のワイン代、レッスン通訳費(REIが通訳として付きます)
* 料金
<1名様ご参加> 200ユーロ
<2名~3名様ご参加> 150ユーロ
4名様以上でご参加の方はお問い合わせください。
* レッスンでは、シチリア伝統料理のレシピをご用意致します。まずはレシピを見ながら料理の説明、そして実際の調理に移ります。調理ではフランチェスコが現代版に少しアレンジしたレシピで作ります。こちらのレシピは、食事をしながらフランチェスコ、REIと一緒にゆっくりおさらいしましょう!

レッスンにはシチリア料理研究家REIの通訳が付きますので、イタリア語が話せなくても安心してご参加いただけます!

近々、ホームページにもアップ予定です。

お問い合わせはこちらから!
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ベテランマンマの手打ちパスタ教室 ~リコッタとお肉のブロードで食べるカッサテッレ編~ [ベテランマンマの料理教室]

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ラ ターボラ シチリアーナの人気のプラン「ベテランマンマの料理教室」。中でもリクエストが多いのが、マンマの手打ちパスタ教室。以前にも「ねじりパスタ、ブジアーテとトラーパニ風ペースト」をご紹介しましたが、今日は第2弾。シチリアの美味し~い美味し~いリコッタチーズを使った巨大ラビオリ「カッサテッレ」をご紹介します!

シチリアのリコッタチーズは「羊乳」からできています。そのため、牛乳のリコッタチーズよりもコクがありミルキーな感じがするのが特徴。

リコッタチーズは滑らかにするため、まずはトマトソースを作る用の裏漉し器(パッサ ポモドーロ、と言います)で濾します。
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濾したら、リコッタに隠し味のスパイスを入れるのですが、、、何を入れるかは、トラーパニにいらしてください(笑)

さて、お次はパスタをがんばって練ります。シチリアは硬質小麦(乾燥パスタの材料、セモリナ粉の原料です)の大生産地なので、手打ちパスタももちろんセモリナ粉100%!!それが故、生地が硬いんです。
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がんばれ、がんばれ!!

がんばって捏ねた生地は薄~く延ばして、丸く切り抜いて、リコッタチーズを乗せて、、、皆で一緒に楽しく作業♪ この日は特別ゲスト(笑)として、マンマの娘さんが登場!それは、お客様のリクエストにより、こんなカッサテッレが作りたかったから。
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編みこんだタイプのカッサテッレ、昔は作れた人もたくさんいたらしいのですが、今はすごく少なくなっているらしいです。ちなみに、マンマの娘さんは平日は働いているので、こんなパスタ作ってみたい!という方は、土曜日にレッスンをお申し込みくださいませ。ちなみに通常のカッサテッレはこんな感じ。
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この日の生徒さん、Kさんは見事に編みこみカッサテッレを習得!
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さて、出来上がったカッサテッレはお肉のブロードで食べます。お鍋の中ではグツグツとお肉からいいブロードが、、、。
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この頃にはキッチンの中に本当に美味しいそ~な香りが漂い、お腹もグーグー鳴ってきます。

さて出来上がりはっ!

トラーパニ来てからのお楽しみです(笑)

料理暦50年のベテランマンマが作る料理は、どのメニューも家族を思って作り続けた愛情レシピです。レッスンには私、REIが通訳として付くので、イタリア語が分からなくてもご安心を♪ マンマのお宅で美味しいカッサテッレを食べながら、ショートホームステイ気分を味わってみませんか?

1名様からでもお申し込みが可能なベテランマンマのレッスンは月に2回の限定レッスン。
早いもの勝ちです!
詳しい内容はこちらをご覧ください。→ ベテランマンマの料理教室

皆さんからのお問い合わせ、お待ちしていま~す♪


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<新プラン>海の近くのアグリで過ごす優雅なバカンス3泊4日~海も、山も、畑も、、、~(トラーパニ近郊・海のアグリ) [アグリステイ]

「アグリツーリズモ」と言えば思い浮かべるのは、田舎道をゴトゴト走って、、、やっとたどり着く山の中、というイメージではありませんか?ところがどっこい!地中海から徒歩5分!という立地のアグリツーリズモがトラーパニ近郊にあるのです。海から5分なのに、裏にはエリチェ山、敷地内はオリーブ畑やイチジク畑が広がり、、、え?想像できない??アグリはこんな立地にあります。
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→が付いている下あたり、緑に囲まれた部分がアグリです。ね?海のすぐ近くでしょ??アグリの門をくぐると、、、そこはもうすぐ海。真っ青な地中海が広がります。

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敷地内は緑に溢れ、春~初夏にかけてはお花が咲いていてとってもきれい。
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アグリのある敷地は1800年代から続きます。トラーパニの名門貴族だったAdragna家(アドラーニャ家)が所有していたもので、当時はワインとオリーブオイルを生産、そして羊や牛などの家畜も飼っていてチーズ造りなどもしていました。敷地内にはAdragna家に仕える人たちも一緒に住んでいたため、たくさんの小さな家がありました。それを改築して出来たのが現在のアグリツーリズモ。敷地内は国の自然保護地区にも認定されているため新しい建物を建てることができません。なので、宿泊施設はすべて1800年代から続く建物、というわけです。現在、アグリを取り仕切るシニョーラは、かの有名カンティーナDonna Fugata(ドンナフガータ)オーナーのご兄弟。この土地を所有するAdragna家に嫁いできたのです。


さて、アグリのお部屋です。
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お部屋のタイプは「モダン」と「アンティーク」の2種類。
モダンタイプは2009年に改築したばかりでスッキリした内装でまとめられています。(写真:左上・中上)一方アンティークタイプは、Adragna家が所有する1800年代のアンティークの家具が飾られています。床やタイルも昔の家から掘り出したものだそうです。アンティークが故に、同じものが2つとないので、各部屋雰囲気が違うのも面白いところ。
全室キッチン付きで、春~夏にかけては、アグリの畑で取れた無農薬野菜たちを無料で頂くことができます!

朝食はルームサービス。シニョーラお手製のジャム、コーヒー、牛乳、ジュースなど、、、ご希望のお時間にお部屋にお届け致します!

施設内には、バーベキュースペース(ご自由にお使いいただけます)、テラスもあります。お子様向けにはミニパークもあり、ご家族でのんびりしていただくこともできます。海とは反対側の山側には自然保護地区となっているトレッキングコースもありシチリアの自然を肌で感じることができます。

ラ ターボラ シチリアーナでは、海も、山も、畑も、、、と欲張りなあなたも大満足のアグリと、トラーパニ近郊の1日プランを加えたプランを企画。2010年、夏のバカンスはシチリアで大自然に囲まれて過ごしてみませんか?

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開催日程 : 2010年5月~10月まで ご希望の日程にて承ります。2名様以上でお申し込みください。

<1日目>15:00以降 ご到着 簡単なオリエンテーション
       * トラーパニの街より送迎無料!
夕食は、トラーパニのオススメトラットリアにご案内致します。
       (* 夕食費は直接トラットリアにお支払いください)
       (朝× 昼× 夜△)

<2日目>朝食 : お部屋にお届け致します。ゆっくりお召し上がりください。
      ~終日観光~(下記選択肢より2つお選びいただけます)
      (1) 塩田見学&ワイナリー訪問
      (2) ギリシャ古代遺跡 セジェスタ観光
      (3) 山の上の中世の街
      (4) トラーパニ観光&食材・お土産ショッピング!
      (5) カルタゴ遺跡 モツィア島
      ランチはおすすめのトラットリアへご案内します。(ランチ代金は直接お支払い下さい)
      夕食 : ナシ (トラーパニの街まではタクシーで10分程度です)
       (朝○ 昼△ 夜×)

<3日目>朝食 : お部屋にお届け致します。ゆっくりお召し上がりください。
       ~終日自由行動~
       * アグリにて海、山、敷地内散策、、、のんびりするも良し、
       観光をご希望される方はオプションもご用意しております。
       <オプション>
       (1) 2日目に選択されなかった観光2箇所
       (2) パレルモ往復専用車による送迎
       (3) 各種料理教室
       * オプション料金はお問い合わせください
       (食事:朝○ 昼× 夜×)

<4日目>お疲れ様でした!朝食後、ご出発
       * トラーパニの街までは無料で送迎!
       (朝× 昼× 夜×)

* トラーパニ/パレルモ空港、トラーパニ/パレルモの街からの送迎も有料にて承ります。
* 料金など、詳細はこちらよりお問い合わせ下さい!

<料金> お二人様ご参加 500ユーロ(お一人様ご参加料金)
* お申し込みは2名様からとなります。(時期によってはお一人様でのご参加も可能な場合がございます。お問い合わせ下さい)

* 3泊以上で宿泊のみの受付も可能です。(お二人様より)詳しくはお問い合わせ下さい。

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皆様からのお問い合わせをお待ちしております!

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<新プラン>ブドウ摘み体験!カンティーナ併設アグリツーリズモでで過ごすワイン三昧3泊4日 [シェフに学ぶ@Donna Franca]

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シチリアでブドウ摘み体験をしてみませんか?

シチリア、言えばもはや世界でも有数のワインの名産地として知られています。豊かな土壌とまぶしいくらいの太陽、自然の恵みを生かしたブドウ作りが行われています。シチリアの大地の恵みを受けて育ったブドウ、そしてここ10年でものすごく進化したワイン作り、現在シチリアワインは注目を浴びると共に高い評価を受けています。

2010年9月、「シェフに習う料理教室」でおなじみのDonna Francaとラ ターボラ シチリアーナのコラボで、「ブドウ摘み3泊4日」のプランが完成しました!

Donna Francaはブドウ畑のど真ん中にあるアグリツーリズモ。敷地内にはカンティーナもあり、BIO(無農薬)栽培で丁寧に作られたブドウを使ったワインはシチリアに大地の味がします。Donna Francaのオーナーは、エノロゴ(ワイン醸造家)としてシチリアでも名の知れるGiacomo Ansaldi(ジャコモ アンサルディ)氏。大手ワイナリーのエノロゴとしても活躍中。Donna Francaはそんな彼が「究極のワイン造り」をするために作られたカンティーナ。それが故、ココのワインが美味しくない訳はありません、、、。

プランではブドウ摘み&ワイン造り体験だけではなく、チーズ・サラミ・オリーブなどシチリア西部の特産品の試食会や、ワインに合う料理を学ぶことが出来るシェフの料理教室、そしてシチリアを代表する食後酒、マルサラワイン工場の見学にも行きます!3泊4日ワイン三昧の旅、、、ワイン好きの方にお勧めのプランです。

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開催日程 : 2010年9月20日(ご到着)~2010年9月23日(ご出発) 3泊4日
→以前と日程が変更しています!ご注意ください!

<1日目>16:00以降 ご到着 簡単なオリエンテーションの後、ウェルカムディナー
       (朝× 昼× 夜○)
<2日目>AM : ブドウ摘み体験 
(昼食) 畑の中でピクニック!昔の人がブドウ摘みの時にブドウ畑で食べていた昼食を再現。
           昼食後、各自部屋で休憩
       PM : ドンナフランカ カンティーナにてワイン造りの工程をオーナーより詳しく説明
      (夕食) サラミ・チーズ・オリーブなどシチリア西部の特産品試食会とワインの試飲
       (朝○ 昼○ 夜○)
<3日目>AM : マルサラワイン工場見学&マルサラの街散策
      (昼食)
      PM : シェフによる料理教室
      (夕食)料理教室で作ったメニューをディナーとしていただきます
       (朝○ 昼○ 夜○)
<4日目>お疲れ様でした!朝食後、ご出発
       (朝× 昼× 夜○)

< 最低催行人数:2名様>

* トラーパニ/パレルモ空港、トラーパニ/パレルモの街からの送迎も有料にて承ります。
* プラン開催中は私(シチリア料理研究家 REI)が、通訳として付きます。
* 詳細はこちらよりお問い合わせ下さい!

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* 2009年ブドウ摘みの風景@Donna Franca *
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*Donna Franca施設内イメージ*
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(左上)室内ダブルルーム(右上)室内ダブルルーム(左下)部屋入り口(中央下)ラウンジ(右下)昔の荷馬車

その他「ドンナフランカフォトギャラリー」はこちらからご覧ください。

ブドウ摘みにはもちろん私も参加します!皆さんとシチリアで一緒にブドウ摘み体験が出来ることを楽しみにしていま~す!お問い合わせ、お待ちしておりま~す♪
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料理三昧!シェフに学ぶ料理教室@Donna Franca [シェフに学ぶ@Donna Franca]

ブドウ畑に囲まれたカンティーナDonna Franca(ドンナ フランカ)に宿泊しながら、1週間に及ぶシェフの料理講習と工場見学、5月期(5月17日~の6泊7日)のメニューがほぼ決定しました。

去年の11月に初めて開催したこのコース、今年の5月も2名の方から無事にありがたくお申し込みを頂き開催することが可能となりました。(最小催行人数は2名様ですので、、、)

5月期にご参加くださる方は、料理教室の先生、シェフ、、、とお二人ともプロの方。既に色々なイタリア料理を学ばれているので、メニュー選びもお二人の意向を交えながらドンナフランカと相談してきました。で、メニューはこんな感じです。

<アンティパスト>
Tortine di sarde e caponata (イワシとカポナータのトルティーネ)
Tartar di Tonno (マグロのタルタル)
Frittelle dei carciofi (フリッテッレ ディ カルチョーフィ)
Tavola Calda(panelle,sfincione,origanata,arancini) (ターボラカルダ各種)

<パスタ>
Pasta con I piselli e tonno (マグロとグリーンピースのパスタ)
Cavatelli con sugo di sgombro (カバテッリ、サバの煮込みソースで)
Pasta con I pomodori secchi e cappeli (ドライトマトとケッパーのパスタ)
Ghiotta di Terra (大地のスープ)

<メイン>
Tonno agrodolce  (マグロのアグロドルチェ)
Scaroppine con marsara / crema di carciofi (スカロッピーネ マルサラ風)
Involtini di pesce spada (カジキのインボルティーニ)
Farso magro (ファルソマグロ)
Beccafico di sarde (イワシのベッカフィーコ)

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今回は5月17日に、通常の6泊7日のレッスンに先駆けて特別レッスンとして「シチリア郷土菓子料理講習会」も開催します。こちらのメニューは、、、

Cannoli (カンノーリ)
Cassata  (カッサータ)
Gelo  (ジェーロ)
Bianco mangiare (ビアンコマンジャーレ)
Biscotti regina (ビスコッティ ディ レジーナ)

を予定しています。

昨年11月期にご参加くださった方とは、本当に楽しい1週間を過ごすことができました。プランでは「料理を学ぶ」だけではなく、シチリア西部の食文化の知識も深めて頂こうと、、、、

・マルサラワイン工場見学
・オリーブ畑見学と工場見学(試飲も含む)
・赤白ワイン 工場見学(ドンナフランカ)
・塩田見学
・トラーパニの魚市場見学
・シチリア名産物(チーズ、サラミ、アーモンド、などなど、、、)の試食とワインのテイスティング

個人では手配の難しい工場見学もふんだんにプランに組み込んでみました。

そして息抜きに、

・石畳の続く中世の街・エリチェ観光
・ギリシャ遺跡 セジェスタ
・トラーパニの街を散策
・マルサラの街を散策

と、行き詰らないよう、そして食べすぎを解消すべく、観光プランも入っていて、5泊6日でトラーパニ近辺をぎゅ~~~っと凝縮したプランとなっています。

「料理教室を開きたい(または開いている)」
「既にレストランで働いている方」
「普段の食卓の料理のレパートリーを増やしたい」

プロの方のご参加はもちろんの事、シチリア料理に興味のある一般の方のご参加も大歓迎!唯一の参加条件は

「シチリア料理に興味があること」

です。

プランの詳細はこちら、ラ ターボラ シチリアーナのホームページから、料金やプランの内容に関するお問い合わせはホームページをご覧の上、ホームページないの「お問い合わせ」からご連絡ください。

ドンナフランカの宿泊施設に関してはこちらをご参照ください。

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石畳の続く街チェファルーからシチリアの大海原を臨む [REIと一緒に行く小旅行]

パレルモから約70キロ東へ。車で1時間ほどの道のりを走ると、左斜め前方に大きな岩盤の下にオレンジの屋根が軒並み続く小さな街が現れます。そこがチェファルー。

チェファルーはティレニア海に突き出す急斜面の岬にある美しい街として知られています。街の名前はギリシャ語の「ケファル(岬)」から来ているそうです。
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真っ青な海と真っ青な空、この日はまだ3月下旬だったというのに、既に海水浴している人がいました!

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海沿いにある展望台では、若者がギターと歌を奏でていました。なんだか懐かしい風景で、昔にタイムトリップしたようです。南こうせつのフォークソングが聞こえてきそうです(笑)

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真っ青な海とは対照的に、石畳の続く街の中はとってもシック。お店の看板やディスプレイもいちいちカワイクって、思わず足をとめてしまいます。

さて、チェファルーで最も目を引く建造物、それが大聖堂カテドラーレ。
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左右にある同じ形の鐘楼、カテドラーレの入り口に続く階段の下には大きな棕櫚の木、そしてカテドラーレの背後に聳え立つ岩山、、、なんとも不思議な光景です。南国っぽいんだか中世っぽいんだか、、、。このカテドラーレ、1131年建設という由緒正しい古~い教会。かつて、チェファルーをはじめ、シチリアの多くの街はルッジェーロ2世という王様によって治められていました。チェファルーのカテドラーレには、ルッジェーロ2世にまつわる伝説もあり。

ある日、ルッジェーロ2世の乗っていた船が嵐に合い、遭難しかけていました。そこでルッジェーロ2世が、「船が無事に岸に到着することが出来たら、その地に大きな教会を建てて奉献します。」と神にお願いしたところ、嵐は収まり無事にチェファルーの海岸に辿りつきました。ルッジェーロ2世は約束どおり、チェファルーの地にカテドラーレを建て、神に献上した、というわけです。


900年近く前のお話です。

さて、カテドラーレは色々な歴史が交わるシチリアらしく、北イタリアでよく見られるタイプの鐘楼と、イスラム建築のファザードと、建築にもシチリアの歴史を垣間見ることができます。そして何と言っても見所はこちら。
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「全能のキリスト」。
パレルモのノルマン王宮、モンレアーレのドォーモに続き、これもルッジェーロ2世が作らせた大作です。全能のキリストの下に薄っすらと見える十字架は木製。シチリアには多くの木製の十字架が残っていて、いずれも金で絵が描かれています。

さて、カテドラーレを堪能して、次に向かったのは、チェファルーの全景を見渡すことができる場所、ディアナ神殿。
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こんな岩盤をひたすら登っていきます、、、(ゼイゼイ)
しかし、頂上から見た風景は、、、、
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まさに疲れも吹っ飛ぶほどの絶景!!!!!!美しすぎます、、、、。

ラ ターボラ シチリアーナでは、2つのプランでチェファルー見学に行くことができます。

■ 陶器の街S.Sカマストラと中世の街チェファルー 
■ REIと行く、シチリア南東部1泊の旅

いずれも、他の街と組み合わせたプランです。

ご興味のある方はラ ターボラ シチリアーナのホームページをご覧ください!
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